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瀬尾公治 - 風夏

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瀬尾公治 - 風夏
©瀬尾公治 / 講談社

『風夏』(ふうか)は、瀬尾公治による日本の漫画。『週刊少年マガジン』(講談社)にて2014年11号から2018年18号まで連載された。瀬尾公治にとって4作目の『週刊少年マガジン』連載作品。モデルの舞台は前作・前々作と同じく、東京都板橋区成増周辺。その他、『涼風』を彷彿させるシーンが随所に織り込まされており、前作同様過去作品のキャラクターが何らかの形で登場し、184話では『君のいる町』のキャラクターが主体となる「君のいるフェス」が掲載された。

前作『君のいる町』の最終回が掲載された2014年11号にて、連載を開始する。「前作の最終回と次作の第1話を同じ号に掲載する」という極めて異例の措置を取っている。『マガジンSPECIAL』の2014年No.5には番外編も掲載された(単行本第1巻に収録)。設定協力としてミュージシャンの杉本善徳が関わっており、瀬尾によると「主に登場人物の使用機材」について相談しているという。

(以下の段落はネタバレを含む部分の為文字色を変更しています)
本作の特筆すべて点として「秋月風夏の死」が挙げられる。それに伴い、従来のラブコメ路線だった作風も大きく変わり、中盤以降「人の死」を中心としたヒューマン漫画になっている。週刊少年マガジン編集部の藤井誠によると、風夏は当初は何らかの形で記憶喪失になってしまう設定で話が進んでいたが、打ち合わせを進めて行くうちに交通事故で死亡する展開に決定したという。一方、作者の瀬尾は連載前の段階で風夏を殺す予定は全くなく、ライブ中に照明が落ちて頭に当たり記憶喪失になり優の歌で記憶が蘇る展開を考えていたが打ち合わせを進めていくうちに「先の展開が読めてしまう」と判断されたことから苦渋の決断として風夏を死亡という形で退場せざる得なかったと語っており、優が風夏の死を乗り越えていく過程を描いていた時期が一番精神的にキツく怖かったと語っている。

2017年9月13日に発売された週刊少年マガジン41号では「Hな袋とじ番外編」とした袋とじが収録。これは同年発売の週刊少年マガジン31号で実施された「風夏 袋とじ総選挙」で募集した投票結果で1位になった女性キャラクターが主人公と性行為をするという内容になっている。瀬尾によると当初はコミックスに収録する予定は無いとTwitter上で呟いていたが、最終巻(20巻)と同時発売予定のテレビアニメ版BD&DVD特典「妄想初体験」を纏めたコミックス『『風夏』〜 ヤっちゃう!?ヒロインとの妄想初体験 special edition〜』にも袋とじの内容と同時に新たに描き下ろしが収録される事が発表された。

週刊少年マガジン2018年第11号にて最終話まで残り7話である事が発表され、最終2話で2週連続「Hな袋とじ」が掲載される事や、完結記念として劇中に登場するBlue Wellsの楽曲「Wings of light」の無料配信をマガメガ公式内で行う事を発表、作詞は原作者の瀬尾、作曲・編曲にテレビアニメ版音楽プロデューサーのWEST GROUND、歌はテレビアニメ版で秋月風夏役を演じたLynnが担当する事も発表された。次回作『ヒットマン』にも本作のキャラクターが登場しており、第45話ではBlue Wellsのその後の活躍が描かれている。

ウィキペディア (Wikipedia): フリー百科事典「風夏」最終更新 2020年11月2日 (月) 01:15
巻数情報

第01巻(発売日2014/05/16)

電波があるから始まる恋、電波がないから始まる恋。――榛名優(はるな・ゆう)は、絶えずスマホを手放せない少年。彼が出会った少女、秋月風夏(あきつき・ふうか)はいまどき携帯電話を持っていない!! 最近、優がツイッターで繋がったのは、なんと大人気歌手の氷無小雪(ひなし・こゆき)!!! ある日、優は風夏に誘われ小雪のライブへ! 実は、小雪と優は昔なじみなのだが、それを風夏に言えぬままライブの幕が上がる。その瞬間、小雪、優と風夏……3人の視線と想いが交錯する――!! 真夏に始まるトライアングル!!

第02巻(発売日2014/07/17)

優(ゆう)の何気ない一言がきっかけで、「音楽をやる!」と決意した風夏(ふうか)。それに巻き込まれるようにして、突然、彼女とバンドを組むことになった優。まずは楽器を買うため、風夏とともに湘南の海の家でアルバイトを始めた優に、PV撮影で同じく湘南を訪れていたアイドルの小雪(こゆき)から、呼び出しのメールが届く!! ようやく再会を果たした優と小雪だったが、それを風夏に目撃されて……。

第03巻(発売日2014/10/17)

新メンバーが加入し、優(ゆう)と風夏(ふうか)たちのバンドは学園祭での初ライブに向け本格始動! 練習を重ねるうちにバンドの楽しさを感じはじめた優だったが、学園祭を目前に、アイドル小雪(こゆき)との密会写真をツイッターで拡散されてしまい優のツイッターも大炎上!! そのうえ、風夏にも誤解されて……。

第04巻(発売日2014/12/17)

アンチ大集結で、怒号飛び交うなか始まった優(ゆう)と風夏(ふうか)たちバンドの初ライブだったが、風夏の圧倒的な歌声とバンドの演奏が響いた瞬間、空気は一変、場内は大歓声に包まれる! アイドル小雪(こゆき)がステージに上がり、風夏とキセキの競演!! そして、ついに優、風夏、小雪の三角関係も決着!!

第05巻(発売日2015/02/17)

風夏(ふうか)の葬式にも行かないまま部屋に戻った優(ゆう)は、思い出のベースをクローゼットの奥にしまい込む……。それ以来、学校もサボり毎日を無気力に生きる優だったが、久しぶりに電源を入れた自分のスマホを見て愕然とする。そこには、事故当日朝に残された風夏からの留守電履歴が!

第06巻(発売日2015/05/15)

ヘッジホッグスの復活ライブに触発された優(ゆう)たちThe fallen moonは、10代限定フェス“電光リベリオン”に応募することに! その夜、路上で弾き語りをする少女と出会った優。同じく“電光リベリオン”に参加するという彼女とフェスでの再会を誓ったのだが、別れ際、彼女が名乗った名を聞き愕然とする…。突然現れた、もう1人の“風夏(ふうか)”! この出会いは、運命か!?

第07巻(発売日2015/07/17)

“電光リベリオン”は、ルバードの優勝が決まった出来レース! 衝撃の事実を知ってしまった優(ゆう)達The fallen moonは、ライブ審査のステージ上でフェスの棄権を宣言し、場内は騒然。混乱の中で始まった彼らの演奏は観客を圧倒! その日一番の盛り上がりをみせ、ついにはアンコールの嵐が巻き起こる!!

第08巻(発売日2015/10/16)

初めてのワンマンライブを行った優(ゆう)たちThe fallen moon。しかし、観客はフロアの半分も埋まらず、このままでは2か月後にQ-EASTを満員にするのは絶望的だと事務所の社長に言われ不安が広がる…。そんな状況の中、なぜか優たちに武道館ライブの誘いが舞い込む! 前座出演とはいえ、夢に見た武道館…。風夏が待つそのステージへ――。

第09巻(発売日2015/12/17)

武道館での前座を見事やり遂げ、風夏(ふうか)の夢を叶えた優(ゆう)たちThe fallen moon。天国の風夏にも見えるように大きくなろうと決意し、一歩踏み出した優だったが、那智(なち)から「碧井(あおい)と秋月(あきつき)風夏が似ている」と言われ、碧井のことが気になり出して…。一方、幼なじみの氷無小雪(ひなし・こゆき)は抑えきれない想いを、優にぶつける!

第10巻(発売日2016/03/17)

半年間でQ-EASTでのワンマンライブを満員にするという課題をクリアし、無事、事務所と正式契約となった優(ゆう)たちThe fallen moon。ヘッジホッグス主催のフェスへの出演も決まり士気が上がる彼らだったが、最上(もがみ)から、優の歌では実力不足と告げられ…。弱点を克服すべく練習に明け暮れる優たち。フェス、合宿、レコーディング…。バンドが動く――。

第11巻(発売日2016/05/17)

ヘッジホッグス主催のフェス初日! 優(ゆう)たちThe fallen moonのライブは大盛り上がりを見せるのだが、同じ頃、別のステージで始まった望月一檎(もちづき・いちご)率いるColt Pythonのライブと客取り合戦が勃発! ステージ対決の行方は――。そして、このフェスに込められたヘッジホッグスの本当の想いとは…。

第12巻(発売日2016/08/17)

碧井(あおい)とのコラボライブの興奮が忘れられない優(ゆう)たちは、The fallen moonに彼女を迎え入れることを決めるが、その矢先、碧井の父親が秋月風夏(あきつき・ふうか)の事故死の加害者だと聞かされ、茫然とする。一方、父親のせいで亡くなった風夏と優の恋人が同一人物だと知った碧井は、ショックのあまり事務所を辞め、何も告げず実家に帰ってしまう…。

第13巻(発売日2016/12/16)

碧井風夏をメンバーに加えるため、The fallen moonを解散し、新たにBlue Wellsを結成した優たち。しかし、そのせいで事務所が500万円の借金を抱え倒産の危機に…。事務所存続のため借金を返済すべく優たちはCD5000枚を売る全国ツアーへ! 気合十分のツアー1発目のライブは、因縁、ルバードとの対バン!!

第14巻(発売日2017/01/17)

借金完済を目指し、全国ツアー真っただ中の優たちBlue Wells。名古屋でのカナリア対バンライブで、自分たちの演奏に違和感を覚えた優。その違和感の正体は何なのか…。悩みながらも、もう一度前座ライブのチャンスをもらったBlue Wellsは、碧井の提案によりThe fallen moon時代の曲をやることになり…。ついに、Blue Wells覚醒!? そして全国ツアーの舞台は名古屋から大阪へ――。

第15巻(発売日2017/03/17)

福岡で行われるフェスに参加予定の優たちBlue Wells。人気投票1位を獲得したバンドは、九州中のCDショップに特設コーナーができると知り、優はフェスに向け新曲を作ることに。しかもそれは、碧井への想いを込めた曲。また一歩近づいた優と碧井だったが、ある少女との出会いがきっかけで2人の恋は再びすれ違っていく…。

第16巻(発売日2017/06/16)

FUNBOOKに移籍しようとした碧井を無事奪還し、福岡での街フェスを終えたBlue Wells。優は、新曲で碧井に想いを伝え、それは彼女にも届いたはずなのだが、なぜか2人はぎこちなく…。そんななか、Blue Wellsに事務所の社長からツアーを切り上げ東京に戻るようにとの連絡が!! Blue Wellsに新たな問題勃発━━!?

第17巻(発売日2017/09/15)

日本の音楽業界を牛耳る生駒智子に目を付けられたBlue Wellsは、バンド活動存続の危機に。そんな状況のなか、ヘッジホッグスのニコから作りかけの曲をもらった優は、その曲を完成させるためひたすらベースを弾く毎日。そして、他のメンバーもレベルアップすべく各々武者修行中! まだ見たこともない最高の景色を見るために…。

第18巻(発売日2017/11/17)

メンバーそれぞれが武者修行を終え再集結したBlue Wellsだったが、Zミュージック・生駒智子の圧力により日本中のライブハウスで出禁となり、ライブすらできないでいた。しかし、このまま引き下がるわけにはいかない! 彼らは、優の発案でネット配信ライブをすることに!

第19巻(発売日2018/02/16)

Blue Wellsは、バンド活動をするために自ら野外音楽フェスを企画。途中、Zミュージック・生駒社長の妨害により開催が危ぶまれるも、多くの出演アーティストが揃い、なんとか開催まで漕ぎつける! いよいよフェスが始まる━━。

第20巻(発売日2018/04/17)

優たちが主催するフェス、BLUE SUMMERに出るはずのシェリーが、ヘッジホッグスと組んでZミュージック側のフェスに出演することに!! しかも彼らのライブは、Blue Wellsと同時スタート…。憧れ続けたヘッジホッグスとのライブ対決の行方は!? 青春バンド漫画、ついに完結!

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